【TECH BLOG #44】「GREE ENT GameJam3に参加してみた」

グリーエンターテインメント株式会社 エンジニア部のかわバターです。
今回は2022/11に開催したGameJam Vol.3について書かせていただきます。
GameJam Vol.3
グリーエンターテインメント社内のゲーム開発イベントで、テーマ発表後、企画準備期間1週間、開発期間1週間の計2週間かけて開催されます。
3回目の開催テーマは「そだつ・そだてる」でした。
今まではエンジニアのみで開催していましたが今回は、エンジニア以外にプランナー、デザイナーの職種も一緒にチーム(EN + 他の職種)という行う形で3チーム6名が参加しました。
私はサーバーエンジニアですが普段業務で触ることのないUnityを経験してみたかったので前回に続きGameJamに参加しました。
企画準備期間
チームメンバーになったデザイナーの方とMTGを組み、企画をそれぞれ出し合ってその中から絞っていきました。
企画内容はすぐに決まったのでゲームの仕様、画像サイズ、スケジュールを決めていきます。
開発期間
次に企画準備期間に決定した仕様をもとにコーディングを進めます。
以前のGameJamでは出来なかった
・Canvasの利用
・アニメーションの追加
・ボタンの設置
・HPバーのようなゲージ
・prefabの流用
などに挑戦出来ました。
簡単なものであれば短時間で実装出来てしまうUnityはすごく便利でした。(とはいえ開発に26時間ほどかかりました)
開発中サンプル、企画中画像
完成したゲーム
制限時間以内に画面下部にあるカードを1,2,3と順番にタップし、スコアを稼ぐゲームです。
(カードの図柄を生活リズムにし、「時間の経過とともに育つ、育てる」をイメージ)
失敗せずに連続でタップ出来るとコンボとなりスコア獲得値が上昇、一定のスコアに到達すると上部にいるキャラクターが成長します。
チームメンバーデザイナーさんからの感想
今回初めてUnityを用いてのアニメーションを経験しました。簡単な揺れるアニメーションをつけるだけでもだいぶ苦労しましたが、おかげで自分も「育った」感じがして、今回参加して本当に良かったと思います。
また、今回「売れるゲームとは何か」「制限のある中でどうやって楽しんでもらえるか」「目を惹くアプリアイコンとは何か」等、「ゲーム」というものについて真摯に向き合うことができ、クリエイターにとって大変有意義なものになったと強く感じました。自分の中にあるテイストの引き出しを把握することにもつながったので、今後はソーシャルゲーム1つやるにしても意識してプレイしようと思えました。
まとめ
残念ながらGameJam Vol.3の優勝は出来ませんでしたが、学びの多い時間となりました。
GameJamに参加することにより私の参加しているプロダクトのサーバーエンジニアでは普段触ることのないUnity(技術)に触れることができました。コーディング中、何度か躓く点はありましたが、試行錯誤していくなかでサーバーとは違い見た目の変化が多く、進化していく過程が見れて楽しめました。
開発において苦労した点は画像周りの扱いでした。画像サイズや配置座標、アニメーションなど、表示がずれたり思うようにアニメーション出来なかったのですがなんとか期間内で形にすることが出来ました。
また、今回はプランナー、デザイナーがチームに加わることによりUI、絵、企画など全体的にクオリティが上がったと思います。
出来ることが増えれば、実際の業務に活かせることが増えるので今後も新しい技術などに挑戦していきたいと思います。
本件に関するお問い合わせ先
グリーエンターテインメント株式会社 広報担当
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