【TECH BLOG #50】Google Cloud 主催の E.G.G. Japan に参加しました

こんにちは、グリーエンターテインメント株式会社 エンジニア部、アルファベット11番目のKです。
今回は、 Google Cloud が主催する「E.G.G. Japan」というプログラムに参加する機会を会社から頂きましたので、参加した体験を紹介します。
参加の経緯
私の経歴では、仕事やプライベートで Amazon Web Service を利用した経験はありますが、Google Cloud は全く触れたことがありませんでした。ただし、会社でも Google Cloud を利用していることがあり、良い機会なので勉強したいと思い参加を決めました。
結果 Google Cloud の強みを知ることができたので、今後のサービス展開の選択肢を増やせたり、アーキテクチャに関して意見を言えたりできそうです。
E.G.G. Japan とは
E.G.G. Japan は正式名称を「Expert of Google Cloud for Gaming Japan」と言います。
こちらは通称エッグと呼ばれています。
E.G.G. はゲーム業界で働くエンジニア向けの特別招待制のプログラムであり、3〜4ヶ月間にわたってオンラインでのセッション参加やハンズオンを通じて、Google Cloud のスキルを習得し活用を推進するプログラムです。
また、認定資格取得の支援やエンジニア同士の懇親会、意見交換の場も用意されており、条件を満たすことで記念品も貰えました。
始めにエッグの形をしたウェルカムキットが届きました!
中にはテンションが上がるグッズがたくさん入っています。

E.G.G. のプログラム内容
E.G.G. のプログラム内容は、「特別セッション」、「もくもく会」、「オンライン講座」、「認定資格試験受験サポート」、「修了式」となっており、今回のプログラムでは特別セッション参加と規定数以上のオンライン講座受講、または Google Cloud の認定資格合格が修了条件となります。

認定資格は Professional Cloud Architect と Professional Cloud Developer の2種類ありましたが、私はより開発実務に近い Professional Cloud Developer 認定資格取得を目指すことにしました。
期間中は Google Chat を利用した参加者同士のコミュニケーションも盛んに行われており、私も助け合いながら活用しました。
特別セッション・もくもく会の参加
特別セッションは必須のセッションとして「Google Cloud の基礎」「GKE / Cloud Run を使ったアプリケーション基盤について」「開発と運営をレベルアップする Google Cloud のデータベース使い分け」といった様々なテーマで、幅広く Google Cloud の製品やアーキテクチャの解説がありました。
最初のセッションでは Google Kubernetes Engine の内容があったため、私にとっては難易度が高く感じられました。
必須セッションの時間は割と長いので、通常の休憩時間のほか、参加メンバーで軽く身体を動かす時間も設けられていたのが楽しかったです。
希望者は後日もくもく会という形で別途 Google Cloud のエンジニアによるミニセッションに参加できます。
もくもく会は特別セッションとはまた違った講義や試験対策、質問コーナーが設けられており、より理解を深めることができました。
オンライン講座
オンライン講座は Coursera というサービスを利用して学習します。
Coursera には Google Cloud 認定資格取得用の学習コースが用意されており、各コースを動画視聴、ハンズオン、理解度チェックをしながら理解を深めていく形式になっていました。
動画は英語の音声ですが、日本語のテキストも載っているため問題ありません。
ハンズオンは Google Cloud 上で実際にサービスを操作しながら学習することができます。
Coursera では試験対象のコース以外にも多数のコースがあり、期間中は受講し放題なので自分のペースで興味のある分野にも触れることができました。
本プログラムに参加して
E.G.G. では受講開始時に貰えるウェルカムキットから、特別セッション、無償のオンライン講座、オンライン表彰、認定資格試験受験サポート、様々な記念グッズの贈呈など、修了式までさまざまなお楽しみが用意されており、最後まで至れり尽くせりな内容でした!


おかげで想定以上にモチベーションが上がり、学習も順調に進み、Awardの受賞や当初修了条件として選択していなかった認定資格の取得まで達成することができました!
まとめ
E.G.G. は Google Cloud を体系的かつ楽しく学ぶことができるプログラムであり、参加して良かったと思いました。
プログラムは学ぶだけでなく、参加者同士のコミュニケーションや事務局による施策によりモチベーションが高まり、学習の成果も上がります。
このプログラムを通じて得た知識は、会社の新しいプロジェクトや既存のプロジェクトに対して、新しいアイディアやアプローチを導入するきっかけとなると思います。
またプログラムへの参加や認定資格の取得は、他のチームメンバーにも良い影響を及ぼすかもしれません。
参加者が増え、皆が同等の知識を得ることでチーム全体の技術向上が期待できそうです。
プログラムで得た知識を共有して他の部署とも連携することで、より効果的なプロジェクト推進や業務効率の改善ができると思います。
最後に、E.G.G. Japan に参加して得られた経験は以下のようなものです。
⚫︎メリット
⚪︎別セッションやオンライン講座を通して Google Cloud に関して体系的に学ぶ機会が得られた。
⚪︎Google Cloud の強みを知ることができ、今後のサービス展開の選択肢が増えた。
⚪︎楽しく参加できる施策が多く用意されており、モチベーションが高まった。
⚪︎頑張れば頑張るほど記念グッズが貰えたのが嬉しかった。
⚫︎デメリット
⚪︎試験対策をするには Coursera 以外にも多くの学習が必要だった。
⚪︎修了条件を達成するために、週10時間程度の学習時間を2ヶ月確保する必要があった。
⚪︎認定資格取得だけでは実務レベルの Google Cloud スキルを獲得するには足りないと感じた。
E.G.G. Japan のプログラムは、Google Cloud の専門知識を身につけたい方にとって素晴らしい機会だったと思います。
E.G.G. の楽しい学習環境と多彩な施策により、参加者全員がモチベーションを維持しながら学び進めることができました。
受講することで Google Cloud の未知の可能性を知り、今後のプロジェクトやキャリアに活かすことができるでしょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
本件に関するお問い合わせ先
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