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【TECH BLOG #55】グリーグループのゲーム会社と連携について

グリーエンターテインメント開発本部エンジニア部 部長の小森谷です。
グリーグループはゲーム・アニメ事業を手がける会社が3社あります。今回は3社の紹介とそれぞれの連携について説明します。

グリーのゲーム会社

■株式会社WFS(以下WFS社)
ヘブンバーンズレッドやアナザーエデンを代表作に持つゲームスタジオです

■株式会社ポケラボ(以下ポケラボ社)
GvGに強みを持つゲームスタジオでアサルトリリィなどを運営しています。

■グリーエンターテインメント株式会社(以下、弊社)
グリー子会社として、2016年にゲーム運営会社のファンプレックス株式会社を設立し、2021年に「グリーエンターテインメント株式会社」に社名を変更しました。主な事業は2つで、版権ビジネスとゲーム開発ビジネスになります。版権ビジネスは、マンガやアニメの制作委員会に出資して版権を活用するビジネスになります。もうひとつはゲーム開発で、これは自社でゲームを開発してリリースする事業となります。

連携

3社の事業はそれぞれに特徴がありますが、いずれもモバイルゲームを中心に展開しているためゲーム開発に関連するエンジニアリングや手法は共通する部分が多いです。アーキテクチャは似たようなものを採用しつつ、開発の進め方や管理方法など細かい点は各社で異なるので、技術情報や開発ノウハウを3社で共有しています。具体的な連携としては、隔週で3社ミーティングを開催し、各社が相談・質問・共有事項を持ち寄りフリーディスカッションに近い形で実施しています。それ以外にも案件ごとに必要に応じて担当者間でミーティングしたり、slackでやりとりすることも多々あります。(3社とは別にユーザ管理や課金周り、プラットフォーム連携、インフラ等を管理する共通部門がありますが今回の説明からは除外します)

エンジニアリング・ノウハウ共有

ゲームエンジン、アーキテクチャ、プラットフォーム対応、セキュリティ対応・脆弱性対応、法令順守対応などゲーム開発に関わる項目は、ジャンルを問わず連携対象としていますが、最近は開発におけるAI活用方法なども共有しています。共有の例としては、新規ゲームのリリース後は振り返りを実施し、良かったこと、悪かったこと、次に取り入れるべきことを、エンジニアリング、開発マネジメント、ツール、アーキテクチャ、職種連携方法(エンジニアとデザイナー、プランナー)などを開発に参加した全メンバーから収集しています。
担当しているポジション、業務内容によって粒度はまちまちですが、この開発の振り返りは各社のノウハウが詰まっており、大変参考になります。この積み重ねが会社としての成長であり強さになると考えています。また、各社で実施しているエンジニア部会やエンジニア関連のミーティング資料なども共有しています。(もちろん契約など社外秘事項は伏せてます)

人材

人材活用も3社で連携しています。昨年は弊社エンジニア数名がWFS社やポケラボ社で開発協力していましたが、現在はポケラボ社の方が数名、弊社の開発に従事頂き助けてもらってます。1つのゲーム開発に開発期間が2年以上掛かることがありますが、体制は開発初期は少人数で始め、αフェーズ、βフェーズと進むにつれてエンジニアが数十人に増えて行きます。そしてゲームをリリースし、運営フェーズに入ってからも状況に応じて、エンジニアを増やしたり減らしたりするため、開発規模に波があります。この波を3社で協力して乗り越えることで安定した事業成長に貢献しています。また弊社では、WFS社やポケラボ社で開発しているメンバーに、気づいた点をメモしてもらい、弊社プロジェクトで生かせそうなノウハウを知見として蓄積しています。

採用

中途採用は事業状況に合わせて採用するために各社で実施しています。ただ、採用チャンネルや採用方法については共有や意見交換を行い、採用力を向上させています。余談ですが、稀に良い候補者が3社で競合することもありますが、各社でアピールしつつ最終的に候補者に選択頂くことにしています。新卒採用は、ゲーム3社共同で面接を実施しています。ゲーム業界志望の若い力を最大限に発揮してもらうため、ご本人のやりたいことやエンジニアタイプなどを踏まえて配属を決定しています。以上が、3社連携の説明になります。

WFS社、ポケラボ社、弊社で合計1000名を超えるメンバーがゲーム開発しており、その力を結集するために今後も連携強化が重要だと考えています。

2024年に向けて

2023年は新規ゲームを1本リリースし、今年も1本リリース予定となっています。そして、今年に入りさらにもう1本のゲーム開発が始まりました。現在当社では、運営中のプロダクトを数本、新規プロダクトも2本開発しています。ゲーム開発は作ることだけを目的とせず、いかにユーザに楽しんでもらえるかが重要ですのでいま以上にこの点に力を入れています。また、新規プロダクト開発は、新しいアーキテクチャを導入しやすいタイミングでもありますので、良いチャレンジができればと考えています。

2024年もグリーエンターテインメントをよろしくお願い致します。

グリーエンターテインメント株式会社 広報担当

東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズゲートタワー

E-mail:info-ent@ml.gree.net