【TECH BLOG #29】第3回社内輪読会を開催しました

こんにちは。
グリーエンターテインメント株式会社 エンジニア部 の ノモチャンです。
今回は、以前から社内で行われている輪読会の第三回に参加してみたので、第二回輪読会のときのブログと概要などについては同じ内容になってしまいますが輪読会についての概要と実際に参加してみての感想を書いていきたいと思います。
輪読会とは
参加メンバー全員で同じ書籍を読み、読んだ内容についてメンバー内で意見を交わし理解をより深めることを目的としています。
今回の輪読会では、エンジニアの中でもチーフ以上の役職の方が多く、自分にとっては立場が上の方の意見を聞けることのできる機会となりとても貴重な体験になりました。
今回も前回と同じくコロナ禍での開催ということもあって、Zoomを使ったオンライン上での開催となりました。
書籍について
今回、輪読した書籍は SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発 です。
こちらの書籍は、初めてスクラム開発する方に向けての本になります。
スクラム開発自体は、弊社で行っている部署はなくエンジニア内でどのように行うのか知りたいという声があったため選ばれました。
進め方
輪読会の進め方は、毎週継続して本を読む習慣をつけつつ参加者同士の主体的なコミュニケーションを行ってもらいたかったため、以下のルールで実施しました。
1.皆で毎週読むページ数を決めて、次の回までに読んでくる
(今回は 2週間ごとだったので5章ほど)
2.アジェンダを用意して、感想や話したいことは事前にまとめてきてもらう
3.進行役は全員に発言の機会が渡るようアジェンダをベースにして話題を振る
また、意見交換をしやすくなるようにメンバー内で気になっている点などを記載できるような下記のような簡易的なフォーマットも用意していただきました。
・〇〇さん
・輪読会の感想など
・気になっている事やさらに深堀りしたいこと
・今後プロダクトで取り入れてみたいこと
・その他(自由記載枠)
気になっていることを記載してもらうことにとってメンバー内でそこってこういうことだよね とかなどの意見を交わす機会が多く互いに理解度を深めるために役立ったかと思います。
通読してみての感想
輪読会は全6回で開催し、2か月ほどで通読しました。
輪読会の感想としては、自分のペースで少しずつ読み進めることができたのと、他の方と気になった点などを調べたりしながら意見交換をすることができ一人で見る時よりも理解を深められたなと感じました。
輪読会参加前の自分はスクラム開発の概要を少し知っている程度だったので、ゲーム開発を行う上では噛み合う部分が少ないかなと思っていましたが、本を読んでみて、スクラム開発とはどういうものなのか・どのように進行していくのかを細かく理解していくにつれてゲーム開発をする中でも生かせる部分が多いと感じました。
例えばですが、「タスクの重さをフィボナッチ数で決める」という点は個人的には興味深かったですし、「ユーザーストーリーを作り何が本当に必要なのかを明確にする」など仕事をする上で大切なことなことが書かれておりとても勉強になりました。
メンバー全員が同じ目標を意識し、それに向かって業務を行うことが仕事をする上で一番大切なことだと思っているので、そこの部分がスクラム開発だとよりチーム全体に浸透しやすいと思いました。
まだ、スクラム開発を完全に理解したとは言えないですが、現在自分が所属しているプロジェクトではスクラム開発を取り入れて始めておりデイリースクラムやスプリントでの開発を開始しています。まだまだ慣れない部分もありますが、今回得た知識を元により良いゲーム開発を行いたいと思います。
最後に
輪読会に参加するのは今回初めてでしたが、今まで話したことのない方と交流できたり自分では思いつかなかった考え方などを知ることができとても貴重な経験になりました。
第4回輪読会についてはまだ開催未定ですが、開催されるのであれば参加したいと思います。
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